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 長野県、「信州の生物多様性保全にかかる協定」を締結

発表日:2015.08.25


  長野県は、「信州の生物多様性保全にかかる協定」を締結すると発表した。同県の豊かな自然は多様で多くの生きものを育んでいるが、一方で約10年ぶりに改訂した県版レッドリストでは、絶滅のおそれのある植物が66種、動物が193種も増加するなど、その生息環境は依然として厳しい状況にある。このような状況を乗り切るためには、国、県、保全団体、企業など多様な主体が連携し、社会全体で生物多様性の保全に取り組むことが求められている。今回、生物多様性保全をより一層推進するため、様々な立場の関係者による具体的な連携事項を盛り込んだ協定を締結することとなった。1)中部森林管理局と長野県との基本協定(絶滅危惧種保全):国(林野庁)・長野県、2)信州生物多様性ネットきずなと長野県との基本協定:きずな・長野県、3)生物多様性保全パートナーシップ協定(第1号):ミヤマ(株)・ミヤマシジミ研究会・きずな。同県では、締結式を平成27年8月28日に開催するという。

情報源 長野県 プレスリリース
長野県 プレスリリース(PDF:147KB)
長野県 「信州の生物多様性保全にかかる協定」の概要について(PDF:101KB)
機関 長野県
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 絶滅危惧種 | 環境保全 | 協定 | レッドリスト | 生息環境 | 長野県
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