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 パナソニックグループ、全製品の環境負荷化学物質の含有情報をグローバルに把握へ

発表日:2008.12.10


  パナソニックグループは、同社の全製品における環境負荷化学物質約1500物質の含有情報についてグローバルに把握することを、2008年12月から開始すると発表した。これは、2007年6月にEUで発効したREACH規則など、化学物質への社会的関心の高まりに対応したもの。同社では、化学物質の管理について、従来の27物質群約400物質から、REACH規則で対象となる可能性がある約1500物質に拡大して把握を進める。また、欧州だけでなくグローバルに環境負荷物質を把握することが重要と考え、化学物質管理の法規制が十分整備されていない地域を含めて取組みを拡大する。さらに、取組みの推進にあたり、部品などの購入先(約9,000社)を含めたサプライチェーンでの円滑な情報伝達を目的として、業界横断で設立されたアーティクルマネジメント推進協議会(JAMP)が定める化学物質伝達のしくみを積極的に推進するという。

情報源 パナソニック(株) プレスリリース
機関 パナソニック(株)
分野 健康・化学物質
キーワード 化学物質 | 環境負荷 | パナソニック | REACH | 製品
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