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 林野庁、「平成26年度 国有林野の管理経営に関する基本計画の実施状況」を公表

発表日:2015.09.30


  林野庁は、「平成26年度 国有林野の管理経営に関する基本計画の実施状況」を公表した。現行の「管理経営基本計画」は、「農林水産業・地域の活力創造プラン」にある林業の成長産業化に貢献するため内容を充実し、平成25年12月に策定されたもの。今回、同基本計画の初年度に当たる平成26年度の取組をまとめた。公益重視の管理経営の一層の推進では、1)地球温暖化の原因となる二酸化炭素の吸収・貯蔵を進めるため、間伐等の施業の積極的な実施や、治山施設等における木材利用の推進、2)生物多様性の保全を図るため、原生的な森林等を「保護林」や「緑の回廊」に設定して保全管理活動の実施、シカ等の野生鳥獣による被害防止対策等、3)外来種駆除や間伐等の一体的な実施、などの取り組みを推進した。また、東日本大震災からの復旧・復興への貢献では、被災した海岸防災林の再生を進めるとともに、森林における除染に関する技術開発等のための実証事業等に取り組んだという。

情報源 林野庁 報道発表資料
林野庁 国有林野の管理経営に関する基本計画
機関 林野庁
分野 地球環境
自然環境
キーワード 外来種 | 生物多様性 | 地球温暖化 | 林野庁 | 林業 | CO2吸収量 | 基本計画 | 国有林野 | 木材利用 | 管理経営
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