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 富士経済、リチウムイオン二次電池材料等の世界市場を調査

発表日:2015.12.18


  (株)富士経済は、リチウムイオン二次電池材料が牽引する電池材料の世界市場を調査し、その結果をまとめた報告書「2015電池関連市場実態総調査 下巻」を発表した(調査期間:2015年4月~10月)。これによると、リチウムイオン二次電池材料市場は、主要4材料(正極活物質、負極活物質、電解液、セパレータ)で市場の80%以上を占めている。2014年は8,099億円となり、材料の使用量が多い車載用電池の需要増加により拡大を続け、2017年以降のPHVラインアップの一層の拡充などにより2018年には1兆円を突破し、2019年には2014年比49.9%増の1兆2,143億円が予測される。また、二次電池材料市場は、2014年は9,121億円となり、リチウムイオン二次電池の需要増加による同材料の拡大により、2019年には2014年比44.7%増の1兆3,201億円になると予想される。一方、一次電池材料市場は、単価の下落などからほぼ横ばいが予想されるという。

情報源 富士経済グループ プレスリリース(PDF)
機関 富士経済グループ (株)富士経済
分野 地球環境
キーワード リチウムイオン電池 | 富士経済 | 市場調査 | 車載用 | 二次電池 | 材料 | 一次電池
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