東京電力(株)は、川崎火力発電所2号系列第2軸(定格出力71.0万kW)の営業運転を開始したと発表した。これは、世界最高水準の発電効率であるコンバインドサイクル発電を採用したもの。ガスタービンに最新の耐熱材料と冷却技術を導入し、燃焼温度を1,500℃から1,600℃へ上昇させたことなどにより、世界最高水準の約61%という高い発電効率を実現した。これにより、従来型のLNG火力と比較して約4割発電効率が向上し、燃料使用量およびCO2排出量を約30%抑制できる。また、燃焼温度高温化に対応した低NOx(窒素酸化物)燃焼器および高性能脱硝装置等、環境に十分に配慮した最新の排ガス処理技術を有する設備を導入したという。
情報源 |
東京電力(株) プレスリリース
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機関 | 東京電力(株) |
分野 |
地球環境 大気環境 |
キーワード | コンバインドサイクル発電 | 排ガス処理 | 窒素酸化物 | 発電効率 | 東京電力 | CO2排出量 | 脱硝装置 | 川崎火力発電所 |
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