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 国環研と長野県、高山帯モニタリングに係る基本協定書を締結

発表日:2016.02.15


  国立環境研究所(国環研)と長野県は、高山帯モニタリングに係る基本協定を、平成28年2月19日に締結すると発表した。この協定は、長野県内の高山帯モニタリングを今後一層推進するため、関係者による具体的な連携事項を盛り込んだもの。協定のポイントは、以下のとおり。1)信州の山岳環境や生物多様性保全に資する取組について相互に連携・協力する、2)国環研は温暖化の影響把握のため高山帯等にモニタリング用カメラを設置する、3)長野県は国環研がモニタリング用カメラを設置するに当たり、山小屋などの関係者や土地所有者、関係法令等を所管する県関係行政機関との連絡調整を図り、カメラを円滑に設置できるよう努める、4)成果物(カメラで撮影された画像)は国環研の業務以外に、信州の山岳環境や生物多様性保全に資する取組において、長野県及び山岳関係者がその責任において活用できる、5)情報発信に努める。なお、長野県では、同協定のほか、生物多様性保全パートナーシップ協定を、楽天(株)・長野イヌワシ研究会、京浜急行グループと締結するという。

情報源 国立環境研究所 報道発表
長野県 プレスリリース
機関 国立環境研究所 長野県
分野 地球環境
自然環境
キーワード 生物多様性 | モニタリング | 地球温暖化 | 国立環境研究所 | 協定 | 長野県 | 山岳 | 高山帯
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