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 新潟市、下水熱を利用した空調設備・歩道融雪を整備

発表日:2016.03.10


  新潟市は、下水熱を利用した空調設備・歩道融雪を整備したと発表した。同市は、「環境モデル都市」として選定されるなど、低炭素型都市づくりを進めており、下水道部でも、下水道が有する資源・エネルギーの活用・再生を行い、低炭素型都市づくりを進めている。今回、その取り組みの1つとして、下水熱を利用した空調設備と歩道融雪の整備を行った。空調設備は、下水熱により熱交換された循環液を水熱源ヒートポンプの熱源とし、温室ハウスの空調に利用する設備。農業用では全国初の取組みとして、平成28年3月に、秋葉区小須戸地内に完成する予定。一方、歩道融雪施設は、下水道管底に設置した採熱管内に循環水を通水し、下水熱により暖められた循環水を舗装の下に埋設された放熱パネルに循環することで、舗装を温めて融雪を行うもの。平成27年6月末に市役所分館前のバスターミナル歩道部に整備され、この冬の融雪が確認できたという。

情報源 新潟市 報道発表資料(PDF)
新潟市 下水熱の空調利用
新潟市 下水熱の融雪利用
機関 新潟市
分野 地球環境
キーワード ヒートポンプ | 環境モデル都市 | 下水道 | 空調 | 新潟市 | 下水熱 | 熱利用 | 低炭素化 | 融雪
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