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 農水省、食品中の有害化学物質の含有実態調査の結果をまとめたデータ集(平成25~26年度)を公表

発表日:2016.03.31


  農林水産省は、食品中の有害化学物質の含有実態調査の結果をまとめたデータ集(平成25~26年度)を公表した。同省では、食品の安全性に関するリスク管理に不可欠なデータを得るため、農畜水産物・加工食品中の有害化学物質の含有実態を調査している。今回公表したデータ集は、平成25~26年度に実施した食品中の有害化学物質の実態調査や農薬の適正使用を確認するための残留農薬の調査の結果、及び平成24年度以前に実施し解析が終了した実態調査の結果を、品目ごとにとりまとめたもの(分析点数:約3万1千点)。今回の調査では、農畜水産物・食品中の有害化学物質の濃度は、ほとんどの試料で定量限界未満であり、対策を講じなければ健康被害が生じる可能性が考えられるものはなく、安全性が高いことが確認された。同省では、現在実施・解析中の含有実態調査の結果についても、2年ごとを目安に、継続的にデータ集としてまとめて公表するという。

情報源 農林水産省 報道発表資料
機関 農林水産省
分野 健康・化学物質
キーワード 農林水産省 | 安全性 | 農薬 | リスク管理 | 有害化学物質 | 食品 | 実態調査 | 農畜水産物 | 加工食品
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