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 国環研、福島県三春町に福島支部を設置

発表日:2016.03.31


  国立環境研究所(国環研)は、平成28年4月1日に福島県三春町の福島県環境創造センター内に福島支部を設置することを発表した。国環研では、東日本大震災以降、被災地の復興支援と環境創造に向けて、災害と環境に関する研究を推進してきた。一方、福島県は、放射性物質によって汚染された環境の回復・創造に取り組むための拠点施設として、福島県環境創造センターを設置しており、今回、日本原子力研究開発機構(JAEA)とともに国環研が同センターに招致されることとなった。今回設置する福島支部では、関係機関と連携しつつ、1)環境回復研究:放射性物質により汚染された地域の環境回復を速やかに進め、安全・安心な生活を確保する、2)環境創生研究:環境と調和した被災地の復興を支援する、3)災害環境マネジメント研究:環境・安全・安心面から将来の災害に備える。これら3つの災害環境研究プログラムを中心した研究展開のため、研究設備・機材の搬入などの諸準備を進め、6月より本格的な業務を開始する予定である。

情報源 国立環境研究所 報道発表
国立環境研究所 組織紹介-福島支部
機関 国立環境研究所
分野 環境総合
キーワード 環境創造 | 国立環境研究所 | 災害 | 福島県 | 放射性物質 | 東日本大震災 | 環境回復
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