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 国交省、船舶の燃料消費実績に関する国際ルール案の合意見通しを公表

発表日:2016.04.25


  国土交通省は、国際海事機関(IMO)第69回海洋環境保護委員会(MEPC69)の結果概要のなかで、船舶から排出される温室効果ガスを削減するための新たな国際ルール「燃料消費実績報告制度」の策定に向けた検討が日本主導で行われていることを公表した。IMOでは、新造船の温室効果ガス排出性能を段階的に強化する規制(EEDI規制)を導入し、現存船を含めた燃料消費実績の「見える化」が議論されてきた。平成28年4月18日から22日まで、ロンドンのIMO本部で開催された委員会では、船舶から排出される温室効果ガスを削減するための新たな国際ルール「燃料消費実績報告制度」の策定に向けた検討が行われ、日本が中心となって作成した制度案が多数の国から支持されている。同年10月に開催予定の次回会合において、これを義務化する海洋汚染防止条約の改正案採択を審議することで合意したという。

情報源 国土交通省 報道発表資料
機関 国土交通省
分野 地球環境
キーワード 国際海事機関 | 船舶 | 温室効果ガス | 国土交通省 | 燃料 | IMO | 海洋汚染 | 見える化 | 海洋環境保護委員会 | EEDI規制
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