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 滋賀県、「滋賀県レッドデータブック2015年版」を発行

発表日:2016.05.20


  滋賀県は、「滋賀県で大切にすべき野生生物―滋賀県レッドデータブック2015年版―」を発行したと発表した。同県では、県内における野生生物の生息状況を把握するため、1997年度から継続して「生きもの総合調査」に取り組んでいる。また、この調査の結果を、5年ごとに「滋賀県レッドデータブック」として取りまとめており、これまでに2000年版、2005年版、2010年版を公表してきた。今回の2015年版では、県内の生息・生育状況について新たな認識が得られた種、新種や初めて滋賀県で生息・生育が確認された種の増加によって、選定種は合計1,439種となり、2010年版(1,288種)よりも151種増加した。一方、分類群ごとの状況を見ると、2010年版に比べ2015年版での選定種数が増加したのは、昆虫類(74種増・324種)が最も多く、次いで植物(45種増・640種)、その他陸生無脊椎動物(21種増・45種)となっている。逆に、減少した群は、鳥類(1種減・134種)であった。

情報源 滋賀県 報道資料
機関 滋賀県
分野 自然環境
キーワード 野生生物 | 絶滅危惧種 | 植物 | 鳥類 | 昆虫 | 滋賀県 | レッドデータブック | 生息状況 | 無脊椎動物
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