三菱日立パワーシステムズ(株)(MHPS)は、台湾のCTCIと共同で、台湾公営の台湾電力から台中火力発電所1~4号機のボイラー・環境設備改造プロジェクトを受注したと発表した。台湾では2008年に制定された永続的エネルギー政策綱領(永続能源政策綱領)に基づき、2016年から2020年の間にCO2排出量を2008年の水準に抑え、2025年には2000年レベル(2億2,100万トン)まで削減することを目指しており、その他の環境汚染物質に対する排出規制も厳しくなってきている。今回のプロジェクトは、こうした状況を受け、石炭焚きボイラーから発生するNOx(窒素酸化物)、SO2(二酸化硫黄)、および煤じんの排出抑制等を目的に実施するもの。MHPSでは、ボイラー(バーナー)、ミル、脱硫装置、電気集じん機などの改造に必要な機器を製作・供給し、CTCIは土建・据付などの現地工事を手掛ける。完工は2019年11月の予定である。
情報源 |
三菱日立パワーシステムズ(株) ニュース
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機関 | 三菱日立パワーシステムズ(株) |
分野 |
地球環境 大気環境 |
キーワード | NOx | SO2 | ボイラー | 脱硫 | 環境規制 | 火力発電所 | ばいじん | 環境汚染物質 | 三菱日立パワーシステムズ | 台湾電力 |
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