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 環境省、(仮称)淀川左岸線延伸部に係る環境影響評価書に対する環境大臣意見を提出

発表日:2016.08.09


  環境省は、「(仮称)淀川左岸線延伸部に係る環境影響評価書」について、平成28年8月9日付けで国土交通大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、国土交通省近畿地方整備局が、大阪府大阪市北区から門真市に至る延長約8.7kmの自動車専用道路を設置するもの。対象事業実施区域及びその周辺は、市街地が形成されている。また、同事業の道路構造は、大部分が地下式のトンネル構造であり、その一部は大深度地下を使用する計画である。今回の環境大臣意見では、1)トンネルの掘削や地下構造物の設置による地下水の低下や地盤沈下が生じないよう、通水性の機能などを有した地下水の流動が保全される設計とし、掘削時には密閉型シールドなど止水性の高い施工とすること、2)トンネルの掘削に伴い大量に発生する建設汚泥や建設発生土については、発生量を最大限抑制するよう努め、適正な処理や管理を行うこと、等を求めている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
大気環境
水・土壌環境
環境総合
キーワード 環境省 | 大気環境 | 国土交通省 | 地下水 | 騒音 | 環境影響評価 | 地盤沈下 | 環境大臣意見 | 建設汚泥 | 建設発生土
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