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 JICAとJAXA、熱帯林早期警戒システムによる情報提供サービスを開始

発表日:2016.11.14


  国際協力機構(JICA)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「JICA-JAXA熱帯林早期警戒システム」(JJ-FAST)サービスを、平成28年11月13日から開始したと発表した。これは、両者がJAXAの陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)を用いてモニタリングしている熱帯林の伐採・変化の状況を、インターネット経由でパソコンやスマートフォンから簡単にアクセスできるようにしたもの。開始当初は中南米地域の5ヵ国分のデータを公開し、段階的にアフリカ地域やアジア地域まで拡げ、最終的には熱帯林を有する世界約60ヶ国のデータ公開を目指す。JICAとJAXAでは、JJ-FASTの普及を通じて開発途上国の持続的な森林管理を支援するとともに、長期的には森林減少を抑制することによる気候変動の緩和に繋げられるよう取り組んでいくという。

情報源 国際協力機構(JICA) ニュースリリース
宇宙航空研究開発機構(JAXA) プレスリリース
JICA-JAXA熱帯林早期警戒システム(JJ-FAST)
機関 国際協力機構(JICA) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
分野 地球環境
キーワード 人工衛星 | 気候変動 | 宇宙航空研究開発機構 | JAXA | だいち | 森林減少 | 観測 | 熱帯林 | 国際協力機構 | JICA
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