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 環境省、(仮称)大高山風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

発表日:2016.11.18


  環境省は、青森県で計画されている「(仮称)大高山風力発電事業係る計画段階環境配慮書」について、平成28年11月18日付けで経済産業大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、(株)石油輸送リース森山が、青森県西津軽郡鰺ヶ沢町において、最大で総出力74,800kW(3,400kW×22基)の風力発電所を設置するもの。事業実施想定区域及びその周辺では、イヌワシ、クマタカ等の希少猛禽類の生息が確認されているほか、渡り鳥の渡り経路となっている可能性が高い。また、事業実施想定区域の近隣には複数の住居等が存在する。さらに、事業実施想定区域の周辺では、同事業者の関連事業者を含む他事業者による風力発電所が設置済及び設置予定である。今回の環境大臣意見では、1)風力発電設備の配置等を検討するに当たって、騒音等や風車の影による生活環境への影響を回避又は極力低減すること、2)鳥類に関する調査、予測及び評価を行い、風力発電設備等の配置等に反映すること、等を求めている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
自然環境
大気環境
環境総合
キーワード 風力発電 | 環境省 | 騒音 | 環境影響評価 | 鳥類 | 青森県 | 環境大臣意見 | 環境配慮書 | 風車 | 石油輸送リース森山
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