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 三菱日立パワーシステムズ、中国の最新環境規制値をクリアする排煙処理システムの運転を開始

発表日:2016.11.22


  三菱日立パワーシステムズ(株)は、中国で設立した合弁会社「浙江菲達菱立高性能烟気浄化系統工程有限公司(FMH)が、中国華電集団傘下の華電鄒県電力有限公司から受注していた排煙処理システム改善工事が完成し、営業運転が開始されたと発表した。今回の工事は、山東省にある華電鄒県発電所の出力100万kWの8号機を対象に、電気集じん装置、排煙脱硫装置、ガスガスヒーター(GGH)などを改造・追設したもので、ボイラー排出ガスに含まれるSO2(二酸化硫黄)と煤じんを除去し低濃度化することができる。運転開始に先立ち、中国における基準となる168時間の連続試運転を行い、脱硫率を98.8%まで高め、煙突入口煤じん濃度を従来の約5分の1にするなど、中国の最新環境規制値の中でも大都市に適用される特に厳しい規制値である“近ゼロ値”を達成し、大幅な環境負荷低減を実現したという。

情報源 三菱日立パワーシステムズ(株) ニュース
機関 三菱日立パワーシステムズ(株)
分野 健康・化学物質
大気環境
キーワード SO2 | 中国 | 排出ガス | 石炭火力発電所 | 三菱日立パワーシステムズ | 排煙処理
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