環境省は、平成28年度スギ雄花花芽調査の結果を公表した。同省では、花粉症に関する調査研究の一環として、平成16年度からスギ雄花花芽調査を行っている。今回、34都府県で調査を実施した結果、スギ雄花の着花量(花粉生産量)は、昨年同時期と比較して全国的に多く(関東・四国地方を除く)、例年と比較しても、近畿・九州地方はやや多い状況にあることが観測された。関東地方については、例年と比べてもスギ雄花の着花量がやや少ない状況にあることが観測された。なお、同調査は各県の特定の地点で観測したものであり、全ての都道府県で観測を行ったものでないため、その他の観察外のスギ林の状況によっては、各地方の現在の観測結果が変更される可能性があるという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | 環境省 | 調査 | 花粉 | スギ | 花芽 | 雄花 |
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