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 環境省、日豪中韓の渡り鳥保護に関する会議の概要を発表

発表日:2016.12.27


  環境省は、平成28年10月25日から3日間、オーストラリア・ケアンズで開催された日豪中韓の渡り鳥保護に関する会議の概要を発表した。初日は、日豪中韓の4ヶ国全体会合が開催され、前回(平成26年11月)以降に講じられた渡り鳥保全施策や調査研究報告などが行われた。翌日午前に開催された「日豪渡り鳥等保護協定会議(第18回)」では、共同作業計画の作成に関する合意がなされ、風力発電施設へのバードストライク防止に関する意見交換などが行われた。同日午後に開催された「日韓渡り鳥等保護協力会議(第13回)」では、陸生鳥類のモニタリング、野鳥の鳥インフルエンザ感染に関する情報交換、ツル類の保全などに関する意見交換が行われた。最終日は、「日中渡り鳥等保護協定会議(第16回)」では、協定付表の改正と陸生鳥類のモニタリングに関する合意がなされ、日中韓ズグロカモメ共同調査に対する賛意などが確認された。なお、次回会合は、全会議とも、おおむね2年後に日本で開催するという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 渡り鳥 | モニタリング | 環境省 | 中国 | オーストラリア | 韓国 | 保護 | 鳥インフルエンザ | バードストライク
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