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 環境省、平成28年光化学大気汚染の概要を公表

発表日:2017.03.28


  環境省は、平成28年の光化学大気汚染の概要を公表した。平成28年の全国における光化学オキシダント注意報・警報の発令状況は、発令都道府県数が16都府県、発令延日数が46日であり、平成27年(17都府県、101日)と比べていずれも減少した。都道府県別に見ると、大阪府・岡山県(7日)の発令延日数が最も多く、次いで神奈川県・広島県(6日)が多くなっている。月別に見ると、7月(17日)の発令延日数が最も多く、次いで8月(13日)、5月(11日)が多かった。平成28年の光化学オキシダント濃度の1時間値の最高値は、7月26日の千葉県葛南地域の0.201ppmであった。光化学大気汚染によると思われる被害の届出は、2県で合計46人(福岡県27人、栃木県19人)となっており、5月にのみ届出があった。同省では今後も、原因物質の排出抑制対策について検討を進めていくという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 健康・化学物質
大気環境
キーワード モニタリング | 大気汚染 | 環境省 | 濃度 | 光化学オキシダント | 注意報 | 警報
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