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 環境省、「地盤沈下観測等における衛星活用マニュアル」を公表

発表日:2017.05.25


  環境省は、「地盤沈下観測等における衛星活用マニュアル」を公表した。同省では、地盤沈下監視費用の削減や面的な管理が容易となることを目的として、陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)および「だいち2号」(ALOS-2)による観測データを用いた地盤沈下観測手法の検討を行ってきた。その結果、新たな観測技術の一つとして、利用できる見込みが得られたことから、地盤沈下対策に取り組む地方公共団体の監視体制の維持・向上に役立てることを目的に、地球観測衛星による観測データを活用した地盤高観測に関する技術情報や、この観測技術を導入するまでの手順などをマニュアルとして取りまとめた。構成は、1)総説編:衛星データの活用方法、地盤沈下観測業務の手順等を概説、2)解説編:業務手順に沿った作業項目ごとの技術的な内容の説明、3)事例編:ALOS及びSLOS-2での解析結果等を例示、4)巻末資料:衛星データに関する一般的知識や用語説明、となっている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 水・土壌環境
キーワード 人工衛星 | ALOS | 環境省 | だいち | マニュアル | 地方公共団体 | 地盤沈下 | 陸域観測
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