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 中部電力(株)と空研工業(株)、大規模ビル・工場向け省エネ型電気式冷暖房システムを開発

発表日:2009.04.27


  中部電力(株)と空研工業(株)は、高効率の専用水冷式ヒートポンプとヒーティングタワーを組み合わせた「大規模ビル・工場向け省エネ型電気式冷暖房システム」を共同開発し、2009年7月より空研工業(株)が販売を開始すると発表した。同システムの開発により、従来のような事案ごとのヒートポンプとヒーティングタワーの組み合わせの個別設計が不要となり、約30%のイニシャルコストの低減が可能という。また、高効率の専用水冷式ヒートポンプを用いることで高い省エネルギー性を実現し、ガス式に比べて約30%の省エネ・CO2削減と、年間ランニングコストの約20%低減を図っている。さらに、限られた設置面積でヒーティングタワーの冷暖房能力を従来比1.5倍にするために設計を見直した結果、ヒーティングタワーの冷暖房能力当たりの設置面積を33%削減できたという。

情報源 中部電力(株) プレスリリース
機関 中部電力(株)
分野 地球環境
キーワード ヒートポンプ | 省エネルギー | CO2 | 中部電力 | 空研工業 | 工場 | ビル | 冷暖房 | 水冷式 | ヒーティングタワー
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