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 東北大など、小笠原諸島で増加しているグリーンアノールの環境への適応進化を解析

発表日:2017.12.22


  東北大学は、フロリダ大学などと共同で、小笠原諸島の父島などで増加しているグリーンアノール(北米原産のトカゲ)のゲノム解析を行い、環境への適応進化の高さなどを明らかにした。グリーンアノールは、アメリカ合衆国南東部に自然分布するトガゲの一種で、日本では小笠原諸島と沖縄諸島における移入が確認されている。今回研究チームは、小笠原諸島とフロリダの24個体のゲノム配列を解読し、50年前に移入した時点の個体数(有効集団サイズ)が約14個体(最大でも50個体)であると推計した。一方、現在の小笠原諸島とフロリダの集団の遺伝的変異の量を比較したところ、移入したトカゲの個体数が少なくても、異なる遺伝的系統の集団が混合することにより、遺伝的変異が大きくなる傾向が示唆された。近年、小笠原諸島の兄島においてグリーンアノールの侵入が確認されている。急激な個体数増加が予想されることから、初期段階における駆除対策の強化が重要であるという。

情報源 東北大学 プレスリリース
東北大学 プレスリリース(PDF:1,233KB)
機関 東北大学
分野 自然環境
キーワード 小笠原諸島 | 東北大学 | 北米 | 適応 | ゲノム | 外来生物 | 侵略的外来種 | グリーンアノール | フロリダ大学
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