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 環境省、平成28年度大気汚染防止法の施行状況を公表

発表日:2018.03.16


  環境省は、平成28年度大気汚染防止法の施行状況を公表した。これは、ばい煙発生施設等の届出状況及び規制事務実施状況を把握するため、都道府県等を対象に調査を実施しているもの。調査の結果、ばい煙発生施設数は217,673施設(平成27年度末:216,700件)、揮発性有機化合物(VOC)排出施設数は3,445施設(同:3,432件)となり、前年度より増加した。また、一般粉じん発生施設数は69,324施設(同:69,388件)となり、前年度より減少した。さらに、特定粉じん排出等作業(吹付け石綿等が使用されている建築物の解体等の作業)は12,474件(同:10,317件)で、前年度より増加した。一方、立入検査は40,548件(同:33,896件)実施され、行政指導が10,185件であり、ばい煙発生施設において改善命令1件、VOC排出施設において改善命令2件、特定粉じん排出等作業において作業基準適合命令1件・一時停止命令3件が行われた。

情報源 環境省 報道発表資料
環境省 大気環境に係る固定発生源状況調査結果
機関 環境省
分野 健康・化学物質
大気環境
キーワード 大気汚染 | 環境省 | VOC | 石綿 | 大気汚染防止法 | ばい煙 | 粉じん | 立入検査
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