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 中部電力、「新奥泉水力発電所」の営業運転を開始

発表日:2018.03.20


  中部電力(株)は、奥泉ダム(静岡県静岡市葵区)からの放流水を活用した新奥泉水力発電所が完成し、2018年3月20日に営業運転を開始したと発表した。同社では、エネルギー自給率の向上と温室効果ガスの削減に貢献するため、再生可能エネルギーの開発を積極的に進めている。なかでも水力発電は、安定した発電電力量を期待できる。今回営業運転を開始した発電所は、同社が所有する奥泉ダムの右岸直下に河川維持流量を利用した発電所を新設したもので、これまでダムから放流していた河川維持流量を有効活用して発電する。最大出力は約320kW(最大使用水量2.07m3/s、有効落差19.0m)、年間発電量は約130万kWh(一般家庭約420世帯分の年間使用電力量に相当)となる見込みという。

情報源 中部電力(株) プレスリリース
機関 中部電力(株)
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 温室効果ガス | 中部電力 | 河川 | 水力発電 | ダム | 静岡県 | 放流水
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