環境省は、平成29年度東京湾環境一斉調査の調査結果報告書を公開した。同調査は、多様な主体が協働し、モニタリング調査を実施することで、国民・流域住民の東京湾再生への関心の醸成を図るほか、東京湾とその関係する陸域の水質環境を把握し、汚濁メカニズムを解明することを目的として、平成20年度から実施しているもの。第10回目の実施となる平成29年度は、平成29年8月2日を基準日として、152機関により溶存酸素量(DO)等の調査を実施。東京湾の湾奥一帯では、底層(海底上1m)のDOが低い状態(4mg/L未満)であり、特に羽田以北の西側沿岸から袖ケ浦以北の東側沿岸の湾奥部にかけて、極めて低い状態(2mg/L未満)が観測された。また、生物調査は19機関が参加し、底生生物、魚類など9綱58種の生物が確認された。さらに、環境啓発活動等のイベントは14機関により、ごみ拾い、海水浴体験等が実施されたという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
東京湾環境一斉調査 横浜市 東京湾環境一斉調査について |
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機関 | 環境省 東京湾再生推進会議 横浜市 |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | モニタリング | 環境省 | 東京湾 | 河川 | 水質汚濁 | 調査 | COD | DO | 溶存酸素 | 東京湾再生推進会議 |
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