三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、石炭ガス化複合発電(IGCC)設備の中核となる石炭ガス化炉の本格工事に着手したと発表した。同設備の出力は54万kWで、2020年9月の運転開始を予定。今回の石炭ガス化炉は、MHPSが長崎工場(長崎市)で2017年に完成させた石炭ガス化炉工場における初号製品として製造中で、本年6月からの順次出荷を計画している。IGCCは、石炭を高温高圧のガス化炉でガス化し、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせたコンバインド方式。従来の石炭焚き火力発電に比べて効率的で、福島県の復興やCO2排出低減に寄与する火力発電システムであるという。
情報源 |
三菱日立パワーシステムズ(株) ニュース
三菱日立パワーシステムズ |
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機関 | 三菱日立パワーシステムズ |
分野 |
地球環境 |
キーワード | IGCC | 石炭ガス化複合発電 | ガスタービン | 蒸気タービン | 三菱日立パワーシステムズ | 石炭ガス化炉 | コンバインド方式 | 石炭焚き火力発電 | CO2排出低減 | MHPS |
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