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 (株)神戸製鋼所、CO2排出量の少ない次世代製鉄法の商業機第一号プロジェクトを開始

発表日:2007.11.21


  (株)神戸製鋼所は、CO2排出量の少ない次世代製鉄法の商業機第一号プロジェクトを開始する。このプロジェクトは、同社が開発した次世代製鉄法による年産50万トンの粒鉄製造プラントを、米国スチール・ダイナミックス社との合弁により建設・稼動させるもので、建設地はミネソタ州、操業開始は2009年中頃の予定。この新たな製鉄法は、世界的な鉄鋼需要の高まりに対応するため、従来の高炉法とは全く異なるプロセスで、比較的低品位の鉄鉱石や石炭を活用しつつ、高品位の粒鉄を短時間で製造できるのが特長。また、CO2排出量の約20%削減をはじめ、設備投資額や原料コストも低く抑えられることから、特に新興国における環境に配慮した鉄鋼産業の育成に効果を発揮すると期待される。

情報源 (株)神戸製鋼所 プレスリリース
機関 (株)神戸製鋼所
分野 地球環境
キーワード CO2排出量 | 神戸製鋼所 | 製鉄
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