奈良県は、環境レッドデータブックにおいて絶滅危惧種Ⅱ類VU(絶滅の危険が増大している種)に指定されているセリ科の多年草、カワゼンゴの保護管理事業計画を公表した。同県は、条例に基づきニッポンバラタナゴなど12種を特定希少野生動植物に指定し、その生息地等の保全などに係る保護管理事業計画を策定している。今回、県内のカワゼンゴ産地が2箇所で、生育個体数が72個体であることから、絶滅などの不測の事態に対処できる体制の整備や、経年的なモニタリングによる迅速な対処を目標に掲げ、1)生息地の巡視、2)分布の把握、3)ニホンジカの採食防止の検討、4)生育域外保全、5)協働・啓発活動を推進するという。
情報源 |
奈良県 報道資料
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機関 | 奈良県 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | モニタリング | 奈良県 | 保護管理事業計画 | 環境レッドデータブック | 絶滅危惧種Ⅱ類VU | カワゼンゴ | 特定希少野生動植物 |
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