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 IHIと相馬市、循環型地域社会創りに向けたエネルギーセンターを整備

発表日:2018.04.06


  (株)IHIと福島県相馬市は、両者が共同で取り組んでいる実証研究施設「そうまIHIグリーンエネルギーセンター」が竣工したことを発表した。今回、水素社会に向けた実証研究の場づくりなどを目指した取組の一環として、市が無償で貸与した事業用地(市有地54,000 m2、相馬中核工業団地東地区内)に、IHIが同センターを整備した。太陽光発電設備(発電端出力1,600 kW)、リチウムイオン蓄電池(2,500 kWh)、エネルギーマネジメントシステムや水素製造研究設備などが設置されており、主たる電力利用者(相馬市下水処理場等)の余剰電力を、下水汚泥乾燥用熱源や水素製造に活用する。今回の取組を「持続性のあるスマートコミュニティ事業」と銘打ち、太陽光発電電力の地産地消の実現、ならびに被災地域の復興から地域経済の活力再生に向けた新しいまちづくりの一助となることを目指して、地域振興・発展に寄与し、将来の雇用創出につながる事業構築を目指していくという。

情報源 株)IHI プレスリリース
相馬市 トピックス詳細
機関 (株)IHI 相馬市
分野 地球環境
キーワード 太陽光発電 | IHI | 地産地消 | 実証研究 | 水素社会 | 相馬市 | グリーンエネルギーセンター | スマートコミュニティ事業 | 被災地域
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