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 環境省、風力発電に係るゾーニング実証事業(平成30年度)対象地域の選定結果を発表

発表日:2018.06.15


  環境省は、平成30年度風力発電に係るゾーニング実証事業の対象地域として、2地域が選定されたと発表した。風力発電については、騒音やバードストライク等の環境影響や、周辺住民の反対意見等が問題となり、環境アセスメント手続きに時間を要することがある。そのため、同省では、地方自治体主導による「ゾーニング」の促進に向けて、平成28年度から風力発電に係るゾーニング手法検討モデル事業を10地方自治体において実施し、「風力発電に係る地方公共団体によるゾーニングマニュアル(平成30年3月策定・公表)」に基づく実証事業を行うこととした。今回、学識経験者・有識者10名からなる委員会で審査した結果、岩手県久慈市(洋上風力、導入目標量未定)と秋田県にかほ市(陸上風力、導入目標量169 MW)が選定された。ゾーニングの制度化(ゾーニングの実効性の確保、具体化に向けた仕組みづくり)を検討するために、3カ年をかけて実証事業を取組むという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
環境総合
キーワード 風力発電 | 環境省 | 環境保全 | ゾーニング | 岩手県久慈市 | 秋田県にかほ市
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