トヨタ自動車(株)のグループ企業(株)ジェイテクトは、「アイドルストップ用電動オイルポンプの制御」発明に係る業績が「平成30年度愛知発明大賞」を受賞したと発表した。従来の電動オイルポンプは油圧制御を備えていないため、変速機の消費流量によって出力油圧が成り行きで変化するという課題があり、過出力となった場合に無駄な電力消費や騒音が生じていた。同社は、自動車の省エネルギー化と静音化を実現する為、電動オイルポンプ自身が出力油圧を推定する方法を考案し実用化した。同発明は、推定油圧を用いるという方法により、変速機が必要とする油圧だけを供給し余分な出力を抑えることが可能になり、自動車の環境課題を解決したという。同社は、環境に配慮した高効率の製品の設計・生産を行うことで、省エネルギーを実現し、持続可能な社会作りに努めていくという。
情報源 |
(株)ジェイテクト ニュースリリース
|
---|---|
機関 | (株)ジェイテクト |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | ジェイテクト | アイドルストップ | 電動オイルポンプ | 愛知発明大賞 | 油圧制御 | 省エネルギー化 | 静音化 |
関連ニュース |
|