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 環境省、「水浴場(開設前)の水質調査」取りまとめ結果(平成30年度)を公表

発表日:2018.07.02


  環境省は、水浴場(海水浴場、湖沼・河川の水浴場)の水質を評価するために、都道府県・市町村が実施している「水浴場(開設前)の水質調査の結果を取りまとめ、公表した。同省(旧環境庁)は1973年以降、水浴場の水質調査を毎年実施しており、適・可・不適(適:水質AA、水質A、可:水質B、水質C、不適)」の評価に取り組んできた。平成30年度調査(平成30年4月上旬~6月中旬に実施)では、全国823ヶ所の水浴場における「ふん便性大腸菌群数」、「油膜の有無」、「化学的酸素要求量(COD)」、「透明度」等の結果が得られ、1)「適」ランクの水浴場は687ヶ所(83%:687÷823)、そのうち2)特に良好な「水質AA」の水浴場は499ヶ所(61%:499÷823)となった。一方、「不適」と判定された水浴場は無かったが、3)「水質C」が3ヶ所で、そのうち4)ふん便性大腸菌群数に関して「改善対策を要するもの」が2ヶ所あったという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
水・土壌環境
キーワード 環境省 | 水浴場 | 油膜 | COD | 透明度 | 水質調査 | 海水浴場 | 湖沼・河川 | ふん便性大腸菌群数 | 化学的酸素要求量
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