環境省は、平成30年8月上旬・中旬における「夜空の明るさ調査」の実施概要などを発表し、調査への参加を呼びかけている。同省は、1988(昭和63)年から2013(平成25)年まで毎年、夏と冬に市民参加による「全国星空継続観察」を実施していた。その後、星空観察は屋外照明による光害(ひかりがい)や大気汚染等への「気づき」の機会として位置づけられ、平成29年度に「星空観察の推進手法に関する検討会」が開催され、夏と冬の年2回、肉眼による観察とデジタルカメラによる「夜空の明るさ調査」を呼びかけていくことされた。この取組は、全国星空継続観察の休止に伴う暫定調査の必要性を提唱した「星空公団」と共同で行われ、2006年から「国際ダークスカイ協会」が行っているキャンペーン「GLOBE AT NIGHT」と連携したものとなっている。「デジタルカメラによる調査」については、今後3年程度のデータ蓄積と明るさの等級分けなどを想定しているという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 大気環境 |
キーワード | 環境省 | 夜空の明るさ調査 | 全国星空継続観察 | 星空公団 | 国際ダークスカイ協会 |
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