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 東レ(株)、シンガポールに水処理技術の研究・開発センターを設立

発表日:2009.06.24


  東レ(株)は、同社の保有する水処理膜を応用した水処理技術の研究・開発センターを、シンガポール国内に2009年8月に設立すると発表した。同センターの所在地は、南洋理工大学(NTU)内の南洋環境・水研究所(NEWRI)で、同大学の廃水処理技術の国際的権威でもあるン・ウン・ジャン教授と共同研究を行う。今回、この共同研究に関する覚書(MOU)を、「2009シンガポール国際水週間(SIWW2009)」会場にてNTUと締結。シンガポールの水資源を統括・管理する公益事業庁(PUB)及び経済開発局(EDB)の支援のもと、主に膜利用水処理技術を中心とした研究開発を行う予定という。なお、同社は2007年12月にPUBと水処理に関する共同開発に関する覚書を締結し、PVDF中空糸UF膜モジュールと大型RO膜モジュールを用いた下水再利用のパイロットテストを実施してきた実績がある。

情報源 東レ(株) プレスリリース
機関 東レ(株)
分野 水・土壌環境
キーワード 水処理膜 | UF膜 | RO膜 | シンガポール | 東レ | 研究開発 | 中空糸ろ過膜 | PVDF | 廃水処理 | 南洋理工大学
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