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 環境省、秋田洋上風力発電の洋上風力発電事業(能代)の準備書に対する環境大臣意見を公表

発表日:2018.08.03


  環境省は、丸紅(株)が2016年4月に設立した特別目的会社(秋田洋上風力発電(株))が計画している(仮称)秋田港洋上風力発電事業の環境影響評価準備書(準備書)に対して、環境大臣意見を経済産業大臣に提出したと発表した。同事業は、秋田県能代市において最大88,200 kW(4,200 kW×21基)の洋上風力発電所を設置しようとするもの。配慮書に続く方法書の手続きでは経済産業大臣の勧告がなされている(平成28年8月)。今回、準備書に対する環境大臣意見として、1)モノパイル打設工事の昼間及び夜間の施工を想定した騒音等に係る予測及び評価を適切に実施し、その結果を踏まえ、必要に応じて環境保全措置を講ずること、2)水中音の発生による海生生物への影響及び風力発電設備等の構造物の存在による付着生物等の環境影響等について、最新の技術等の活用を積極的に検討した上で、事後調査を適切に実施し、重大な環境影響が懸念された場合は、追加的な環境保全措置を講ずること等を求めている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 環境総合
キーワード 環境省 | 丸紅 | 騒音 | 海生生物 | 水中音 | 環境影響評価準備書 | 準備書 | 秋田洋上風力発電 | モノパイル打設工事 | 能代
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