神奈川県(水産技術センター内水面試験場)は、外来魚分布調査の結果を踏まえて、相模川本流におけるコクチバス(小口バス、英名:Smallmouth bass)の防除対策を強化すると発表した。同県が外来魚の分布を把握するために実施した調査において、全長3.4~16.1 cmの幼魚と思われるコクチバスが6尾捕獲された(捕獲日:平成30年6月25日)。調査地周辺で繁殖している可能性が高く、オオクチバスに比べて生息水域が広く、アユやヤマメなどの水産資源への影響が懸念されるため、1)相模川における生息状況や食害の実態把握、2)河川での駆除技術の開発と漁業協同組合などへの技術指導、3)対策を推進するための協議会の設置などに取り組むという。
情報源 |
神奈川県 記者発表資料
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機関 | 神奈川県 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 神奈川県 | 水産資源 | 特定外来生物 | 外来魚 | 相模川 | コクチバス | オオクチバス | アユ | ヤマメ |
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