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 NEDOと丸紅など、浅海に適したバージ型浮体式洋上風力発電システムの実証運転を開始

発表日:2018.08.10


  (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、丸紅(株)および日立造船(株)外3社・東京大学からなるコンソーシアムは、国内初となる「バージ型浮体式洋上風力発電システム」の実証運転を開始すると発表した。システム実証機は、水深50 m程度の浅海に導入できるバージ型浮体構造物(51 m×51 m×H 10 m)に72mのタワーとハブ・2枚翼の風車(ロータ径100 m)を取り付けたもの(定格電力3 MW)。福岡県北九州市の沖合まで曳航され、係留、電力ケーブル接続、試験運転の後、1)計測データによる設計検証、2)遠隔操作型の無人潜水機を使用した浮体および係留システムの保守管理に係る技術開発、3)発電した電力の系統接続等(実証機)を行い、低コストかつコンパクトな浮体式洋上風力発電システムの確立を目指した実証運転に取り組むという(2018年秋~2021年度)。

情報源 新エネルギー・産業技術総合開発機構 ニュースリリース
機関 新エネルギー・産業技術総合開発機構
分野 環境総合
キーワード NEDO | 丸紅 | 浮体式 | バージ型浮体 | 洋上風力発電システム
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