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 環境省、(仮称)田子町風力発電事業に係る環境影響評価(配慮書)に対する環境大臣意見を公表

発表日:2018.09.21


  環境省は、(仮称)田子町風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を、経済産業大臣に提出したと発表した。同事業は、(株)ユニ・ロット(大阪市中央区)が、青森県三戸郡田子町、三戸町および秋田県鹿角市において、最大80,000 kW(定格出力 2,000~3,400 kW程度×最大30基程度)の風力発電所を設置しようとするもの。環境大臣意見では、1)同事業の事業実施想定区域と重複した区域において風力発電事業を計画している他事業者と速やかに協議・調整等を行い、適切な事業実施区域を設定した上で、環境影響評価を実施すること、2)風力発電設備等を住居から離隔すること等により、騒音等及び風車の影による生活環境への影響を回避又は極力低減すること、3)風力発電設備への衝突事故や移動経路の阻害等による鳥類への影響を回避するため、専門家等からの助言を踏まえた適切な調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえた環境保全措置を講じること等を求めている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 環境総合
キーワード 環境省 | 秋田県 | 鳥類 | 青森県 | 風車の影 | 環境保全措置 | ユニ・ロット | 田子町 | 三戸町 | 鹿角市
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