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 NEDOと日立製作所、欧州におけるクラウド型エネルギー管理技術の展開に係る取組を紹介

  （国研）新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）と（株）日立製作所は、スロベニアにおける「クラウド型エネルギー管理システム」の実証事業を拡充し、欧州を中心としたビジネスモデルの展開を視野に入れた取組を進めていると発表した。NEDOは、スロべニアの主要産業と電力需要、再生可能エネルギーの導入見通しなどを踏まえて、同国では、より高度で経済的な配電系統の管理技術に対するニーズが高まり、電力の大口需要家や送電事業者も「系統安定化」を欲している見ている。こうしたことから、NEDOはスロベニアの関係行政機関と「スマートコミュニティ実証事業」の実施について2016年に合意し、日立製作所およびスロベニア国営送電事業者と共に「配電系統の制御システム（DMS）」の構築と実証を進めている。今回、新たに「クラウド型エネルギー管理システム（AEMS）」の実証について合意し、2018年9月24日に両国の当事者が、協力覚書、議事録および基本協定書改訂書、ならびに協定附属書改訂書を締結したという（実証期間：2018年10月～2021年3月）。