金沢工大など、廃棄瓦を利用した多孔質コンクリートの実用化研究を開始

発表日:2018.10.05

金沢工業大学は、石川県内の小松製瓦(株)(小松市)および(株)エコシステム(能美市)と共に、廃棄瓦を利用した緑化資材の研究開発を開始すると発表した。今回、小松市の産学官共同研究に係る補助金を受けて、同大学の環境土木工学科(建設材料学、コンクリート工学)の教官が参画し、正規の製品として出荷できない瓦(不適合瓦)や、屋根材としての役目を終えた瓦(廃瓦)をコンクリート骨材として代替利用し、施工方法の有効性などを検証する。表層基盤に灌水配管を通し、水を表層に揚水させる廃棄瓦ポーラスコンクリート(多孔質コンクリート)の実証サイトを同大学・白山麓キャンパスに設置する。2019年度内の実用化を目指して、セメントペーストとして石炭灰や高炉スラグを混合し、散水等の頻度を減らしつつ、舗装強度および植生に適した低アルカリ基盤の有効性を確認する。環境低負荷型建築材料として、都市部におけるヒートアイランド現象の緩和等に資する緑化資材としての用途開発が期待できるという。

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