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 JAXA、航空環境技術の研究開発に係る事後評価などを公表

発表日:2018.12.04


  (国研)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、航空環境技術の研究開発に係る事後評価の結果や今後の展望を公表した。事後評価補足資料では、1)高効率軽量ファン・タービン技術実証プロジェクトにおいてトータルの燃費低減(1%)に相当する目標の達成が確認され、国内メーカの実用化検討に資する成果が完成し、2)グリーンエンジン技術開発において燃料消費の削減や騒音低減技術の効果が見込まれ、3)エコウイング技術開発において従来機比15%の燃料消費量削減の見通しが得られており、引き続き実用化を目指した取組を進めるとしている。低騒音化技術などを搭載した旅客機の開発(FQUROH プロジェクト)については、実機データと設計データの差異を詳細に分析し、その原因になり得るスケール効果や主脚の搭載効果を明らかにするための技術検証作業を進める一方で、MRJ事業の進捗を踏まえた計画見直しなども視野に入れているという。

情報源 宇宙航空研究開発機構 プレスリリース
機関 宇宙航空研究開発機構
分野 環境総合
キーワード 宇宙航空研究開発機構 | JAXA | 航空環境技術 | 高効率軽量ファン・タービン | グリーンエンジン | エコウイング | 低騒音化技術 | FQUROH プロジェクト | MRJ
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