環境省は、平成30年度東京湾環境一斉調査の調査結果報告書を公開した。同調査は、多様な主体が協働し、モニタリング調査を実施することで、国民・流域住民の東京湾再生への関心の醸成を図るほか、東京湾とその関係する陸域の水質環境を把握し、汚濁メカニズムを解明することを目的として、平成20年度から実施しているもの。第11回目の実施となる平成30年度は、平成30年8月1日を基準日として、169機関により溶存酸素量(DO)等の調査を実施。水質調査では、羽田沖から対岸までの広い範囲の底層で、3mg/L以下の貧酸素水塊が確認され、花見川及び養老川付近の表層で、10mg/L以上の高い水塊が観測された。また、生物調査は16機関が参加し、底生生物、魚類など13綱78種の生物が確認された。さらに、環境啓発活動等のイベントは18機関により、ごみ拾い、海水浴体験等が実施されたという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
|
---|---|
機関 | 環境省 |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | モニタリング | 環境省 | 東京湾 | 河川 | 水質汚濁 | 調査 | COD | DO | 溶存酸素 | 東京湾再生推進会議 |
関連ニュース |