国内ニュース


 気象庁、エルニーニョ監視速報(2019年5月)を発表

発表日:2019.05.10


  気象庁は、2019年5月のエルニーニョ監視速報を発表した。同庁は、エルニーニョ(ラニャーニャ)現象などの熱帯域の海洋変動を監視するとともに、毎月1回、当該月の実況および次月以降の見通しを「エルニーニョ監視速報」として発表している。今回の発表によると、エルニーニョ現象が続いているとみられる。現在の太平洋赤道域では、東部の海面水温が平年より高くなっている。今後、中部から東部にかけて見られる海洋表層の暖水が東進し、東部の海面水温が平年より高い状態を維持すると考えられる。エルニーニョ予測モデルの結果も踏まえ、今後夏にかけてエルニーニョ現象が続く可能性が高いと見込んでいる。秋にかけては平常の状態になる可能性もあるが、エルニーニョ現象が続く可能性の方がより高いと見込んでいるという。

情報源 気象庁 新着情報
機関 気象庁
分野 地球環境
キーワード 気象庁 | エルニーニョ現象 | 太平洋赤道域 | 海面水温 | 海洋表層 | エルニーニョ監視 | ラニャーニャ現象 | 熱帯域 | 海洋変動 | 暖水
関連ニュース

関連する環境技術