国内ニュース


 千葉県、平成30年度公共用水域及び地下水の水質測定結果を公表

発表日:2019.08.09


  千葉県は、平成30年度の公共用水域及び地下水の水質測定結果を公表した。同県では、国土交通省、東京都及び水質汚濁防止法に基づく政令市6市と連携して、水質汚濁防止法により県が策定した水質測定計画に基づき、河川や海域等の公共用水域及び地下水の水質測定を実施している。平成30年度の結果は以下のとおり。1)公共用水域測定では、健康項目は、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が銚子市の2河川で環境基準を超過したが、その他の項目は全地点で環境基準を達成した。生活環境項目のBOD又はCODの環境基準達成率は、68.2%(河川(BOD)75.7%、湖沼(COD)0%、海域(COD)45.5%)で、前年度を下回った。全測定地点の年平均値を5か年平均値と比較すると、178地点中、改善が32地点(18.0%)、横ばいが94地点(52.8%)、悪化が52 地点(29.2%)となった。2)地下水の概況調査では、測定井戸186本のうち39本で環境基準の超過が確認され、超過率は21.0%となり、前年度より6.9ポイント上昇した。

情報源 千葉県 新着情報
機関 千葉県
分野 健康・化学物質
水・土壌環境
キーワード BOD | 地下水 | COD | 環境基準 | 井戸 | 千葉県 | 水質測定 | 健康項目 | 公共用水
関連ニュース

関連する環境技術