国内ニュース


 環境省、水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準等の見直しについて、中央環境審議会の答申概要を公表

発表日:2009.09.15


  環境省は、水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準等の見直しについて、中央環境審議会の第2次答申の概要を公表した。今回の答申は、平成16年2月の第1次答申で課題として残されていた事項を整理するとともに、世界保健機関(WHO)における飲料水水質ガイドラインの改定及び水道水質基準の改定を踏まえた検討を行ったもの。その結果、1)公共用水域においては、新たに人の健康の保護に関する水質環境基準項目として、1,4-ジオキサンを追加すること、2)地下水においては、新たに地下水の水質汚濁に係る環境基準項目として、塩化ビニルモノマー、1,4-ジオキサンを追加するとともに、現行のシス-1,2-ジクロロエチレンにかわり、1,2-ジクロロエチレン(シス体及びトランス体の和)を追加すること、3)1,1-ジクロロエチレンについては、現行基準値(0.02mg/l)を見直し0.1mg/lとすること、などが示された。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 水・土壌環境
キーワード 環境省 | 健康 | 公共用水域 | 地下水 | 水質汚濁 | WHO | 中央環境審議会 | 環境基準 | 水道水 | 飲料水
関連ニュース

関連する環境技術