国内ニュース


 環境省、令和元年度東京湾環境一斉調査、結果速報を公表

発表日:2019.11.27


  環境省は、令和元年度東京湾環境一斉調査の調査結果概要を公表した。同調査は、多様な主体が協働し、モニタリング調査を実施することで、国民・流域住民の東京湾再生への関心の醸成を図るほか、東京湾とその関係する陸域の水質環境を把握し、汚濁メカニズムを解明することを目的として、平成20年度から実施しているもの。第12回目の実施となる今回は、令和元年8月7日を基準日とする前後の数日間、172機関1,091地点で実施。溶存酸素量(DO)に関する調査では、東京湾奥部の西側において3.0 mg/Lを下回る貧酸素水塊が観測された。また、化学的酸素要求量(COD)については、海域では、全体的に東京湾口よりも東京湾奥で高い値を示した。陸域においては、江戸川及び荒川流域と比較して多摩川及び鶴見川流域では、低い結果となった。また、下水放流水などの排水と環境水(河川水など)の値を比較すると、全体的に排水の方が高い傾向にあることが確認されたという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 水・土壌環境
キーワード モニタリング | 環境省 | 東京湾 | COD | DO | 海域 | 陸域 | 水質環境 | 東京湾環境一斉調査 | 汚濁メカニズム
関連ニュース

関連する環境技術