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 経済産業省、第1回カナダCCSミッションの結果概要を公表

発表日:2009.10.01


  経済産業省は、2009年9月21日(月)~25日(金)にカナダを訪問した、資源エネルギー庁石炭課長を団長とするCCSミッションの結果概要を公表した。同ミッションは、2008年11月の日加貿易投資対話等において、カナダ側から要請された日加科学技術協力の活性化に係る提案を踏まえたもの。カナダは、今後の石炭火力発電の拡大を背景としてCCS(石炭火力発電所等から発生した二酸化炭素を分離・回収し、地中等に貯留する技術)を積極的に推進しており、今回、日加間のCCS協力を議論する最初の政府間対話となった。具体的には、1)2010年にカナダがホスト国を努めるG8首脳会合に対する協力要請と、CCS分野での協力推進、2)日本とのCCS協力の拡大に向けた、(財)石炭エネルギーセンターとの協力協定の締結、3)CO2によるECBM(炭層メタンガスの回収)に係る協力、について提案等が行われた。

情報源 経済産業省 報道発表
機関 経済産業省
分野 地球環境
キーワード CCS | CO2 | 経済産業省 | 資源エネルギー庁 | 石炭火力発電 | 貯留 | カナダ | 分離・回収 | 科学技術協力
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