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 JICA、サイクロン・パム被災道路の完全復旧に向けた支援内容を紹介

発表日:2019.12.18


  (独)国際協力機構(JICA)は、バヌアツ共和国の首都ポートビラ周辺地区(エフェテ島)の外周環状幹線道路の完全復旧に資する、無償資金協力によるプロジェクト「テオウマ橋災害復興計画」の贈与契約を締結したと発表した。同国は、2015年3月に南太平洋上で発生したサイクロン・パムにより甚大な被害を受け、国連大学の「世界リスク報告(2016年度版)」では災害リスクが最も高い国とされている。サイクロン被災後、アジア開発銀行等の支援の下、同国のインフラ公共事業省は道路・橋梁の復旧工事を実施しているが、「テオウマ橋」は対象外となっていた。今回のプロジェクトは、テオウマ橋の橋梁架け替え、河川改修、アプローチ道路改修などを行い、地球規模の極端な自然災害にも強い道路交通を確保することで、JICAの対バヌアツ共和国国別開発協力方針(2018年10月)の重点分野である「脆弱性の克服」に寄与することを目的としている。総事業費は1,790百万円(日本側概算協力額:1,715百万円)、2022年9月の施設供与開始を目指して2020年1月から事業に着手するという。

情報源 国際協力機構 ニュースリリース
機関 国際協力機構
分野 地球環境
環境総合
キーワード 国際協力機構 | JICA | 自然災害 | バヌアツ | 贈与契約 | G/A | ポートビラ | テオウマ橋災害復興計画 | サイクロン・パム | 脆弱性の克服
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