国内ニュース


 環境省、花粉観測システム(はなこさん)の2020年稼働を開始

発表日:2020.01.24


  環境省は、花粉観測システム(愛称:はなこさん)を2020(令和2)年2月1日から稼働し、花粉飛散の情報提供を開始すると発表した。同省は、2002(平成14)年から花粉自動計測器の設置を全国120地点(都市部や山間部)に設置し、花粉飛散データ(1時間平均の花粉数、単位:個/m3)を観測することにより、花粉の飛散状況をリアルタイムで情報提供している。同システムでは、1)都市部の花粉飛散状況、2)花粉の発生源である山間部の花粉飛散状況、3)山間部から都市部への花粉の移動を支配する風向、風速の状況、4)花粉の飛散に影響を与える観測地点近隣における気温、降水量の状況等、をリアルタイムで把握できる。東北地域は2月中旬から、北海道地域は3月から提供を開始し、情報提供の終了は5月末の予定。なお、同システムは、(一財)日本気象協会が環境省から委託されて運用している。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 健康・化学物質
大気環境
キーワード 環境省 | 花粉観測システム | はなこさん | リアルタイム | 日本気象協会 | 情報提供 | 花粉飛散 | 花粉自動計測器 | 花粉飛散データ
関連ニュース

関連する環境技術