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 環境省、第11回化学物質の内分泌かく乱作用に関する日英共同研究ワークショップの結果を公表

発表日:2009.11.16


  環境省は、第11回化学物質の内分泌かく乱作用に関する日英共同研究ワークショップの結果を公表した。日英両国では、平成11(1999)年3月のG8環境大臣会合において、化学物質の内分泌かく乱作用に関する共同研究の実施について合意し、1999~2004年及び2005~2009年の各5ヶ年にわたり共同研究を継続してきた。今回のワークショップでは、2005年以降の研究成果の発表と意見交換が行われ、下水処理水等の排水に含まれるエストロゲン様作用(女性ホルモン様作用)を持つと考えられる物質の評価や、イトヨ(冷水性淡水魚)を用いたアンドロゲン様作用(男性ホルモン様作用)の検出法などの成果が発表された。また、前回のワークショップで2010年以降の研究継続が合意されたことを受け、今後の研究テーマについても議論が行われ、共同研究の今後5年間の継続に関する文書の調印が行われた。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 健康・化学物質
キーワード 下水処理 | 化学物質 | 環境省 | イギリス | 共同研究 | 内分泌かく乱 | エストロゲン | アンドロゲン | 環境ホルモン | イトヨ
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